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茶因不饮而凉,人因不惜而散

茶因不饮而凉,人因不惜而散(chá yīn bù yǐn ér liáng, rén yīn bù xī ér sàn)

意味:お茶が次第に冷めるように人も関心を寄せなければ次第にいなくなる

「人走茶凉,物是人非」という言い回しがあるが、人はお茶が冷めるように時間が経つと去っていく、出会いは会う対象がどうするかで決まるのではなく、自分自身がどうあるか(相手にどう対処するか)で変わるという意味合いが強い。「去る者は日々に疎し」は(死んだ者や去って行ったものは月日が経つにつれて忘れられていく)という意味だが、忘れてしまうのは自分自身であり、関係性が良好であったならいつまでも心の中に存在し去ることもないし忘れることもないという。つまり「一期一会」、出会いを大切にしなさいという戒めのような文章と言える。

例:人因不惜而散,茶因不饮而凉,人和人的关系真的很脆弱,一个不再联系,一个不再回复
「お茶が次第に冷めるように人も関心を寄せなければ次第にいなくなる、人間関係は本当に脆弱なものである、一方が連絡しなくなるともう一方も返信しなくなる」

例:茶因不饮而凉,人因不惜而散,酒不饮不知其浓,人不涉不知其深
「お茶は飲まないとだんだん冷めてくるように人も関心を寄せなければ次第に去っていく、お酒は飲まなければその濃度が分からず酔うものか分からない、人も付き合って見なければその人のことは本当には分からない」