PR

尽信书,不如无书

尽信书,不如无书jìn xìn shū,bù rú wú shū)

意味:悉く書を信ずれば則ち書無きに如かず(すべてが本に書いてある通りではない)

孟子の『尽心章句下』からの引用。原文では、“尽信书则不如无书”となっている。直訳すると「ことごとく書を信ずれば、則ち書なきに如かず」→「本に書いてあることだけ信じるなら、本を読まない方がよい」となる。すべてが本に書いてある通りだと思ってはいけないという戒めとなる。孟子は、その当時の絶対的な古典として信奉されていた「書経」の記述について2-3頁しか信じていない(原文:取二三策而已矣)と述べている。

例:看书增长知识,但尽信书,不如无书
「本は知識を増やしてくれる、しかし悉く書を信ずれば則ち書無きに如かず」
例:每个人都史书的话都有自己的理解,尽信书,则不如无书
「ひとそれぞれ歴史書には自分の見方がある、ことごとく書を信ずれば、則ち書なきに如かず」
例:不要只信那些专家的话,要有自己的判断,尽信书还不如无书
「それらの専門家の話だけを信じてはいけない、自己の判断が必要である、すべてが本に書いてある通りではない

wendocから引用