未富先老

未富先老(wèi fù xiān lǎo)

意味:豊かになる前に高齢化社会になる

鄧小平を中心として実施された経済政策の「改革開放」により経済は急速に発展したものの、一人っ子政策の影響により少子化が問題となった。それはすなわち高齢化に対応する(労働力の減少と社会保障負担の増加)ことが難しくなったことを表す。結果として、鄧小平の先富共富论(先富带动后富)”先に豊かになれる者たちを富ませ、そのものたちが貧困層を援助する”という「先富論」のスローガンが達成されないばかりか、現実は豊かにもなれずに老いていくだけという問題点を皮肉った文句である。
※「未富先老」は1982年の国家統計局の国勢調査の学術会議で出たものだが、統計によると2022年末時点での全国の総人口は14億1175万人で前年比85万人減少となっている。高齢化は先進国各国に比べ緩やかであるものの、出生率も相対的に低いため、人口構造の改善は難しく「未富先老」の対策は後手になっているが現状である。

例:中国未富先老加速到来
「中国の豊かでない高齢化社会は急速に進んでいる」
例:未富先老,感觉要完犊子

「“未富先老のスローガンは目的が達成されなかったと感じる」
例:担心人口结构的老龄化,担心中国未富先老

「人口構造の高齢化を憂い、豊かになる前に高齢化社会になることを心配する」

百度から引用