信息茧房(xìn xī jiǎn fáng)
意味:情報の繭(インフォメーション・コクーン)
オバマ大統領の法律顧問であったキャス・サンスティーン氏が指摘した概念。同氏はインターネットにおいてサイバーカスケードという社会現象が起きると指摘。サイバーカスケードとは、考えや思想を同じくする人々がネット上で強力に結びついて、異なる意見を一切排除した、閉鎖的で過激なコミュニティを形成する現象のこと。インターネットでは「ビッグデータ+アルゴリズム」により表示される情報が狭小化され、多様な情報に触れられなくなる傾向がある。例えば、アカウントが違うと同じ動画を見ても、一番上に表示されるコメントが違うということに多くのユーザーが気づき始め、ネット上で話題になった。コメントは性別、年齢、趣味、政治的な立ち位置、考え方によって表示される順番が違う。そのため、それを見た人は自分と同じ意見の人が多いと勘違いすることもある。このような理由から、知らず知らずのうちに情報にコントロールされていると懸念する声が聞かれるようになっている。
例:新时代的诅咒大概就是永远困在信息茧房里
「新時代の呪いは永遠に情報の繭の中に閉じ込められることだ」
例:越来越多的人意识到,自己的手机逐渐被“看不见的手”操控
「段々と多くの人が自分のスマホが“見えざる手”に操られてきていると気づいている」
例:两个号刷同一个短视频,评论区的内容都完全不一样,信息茧房有点过于可怕了
「2つのアカウントでショート動画を見ると、コメント欄の内容が違う、情報の繭はちょっと怖すぎる」