酸葡萄(suān pú tao)
意味:負け惜しみ、悪あがき、酸っぱい葡萄
イソップ寓話の「狐と葡萄」からの引用。お腹を空かせた狐は、葡萄を見つけたが、木の高い所にあって届かない。狐が何度跳んでも届かなかったため「どうせこの葡萄は酸っぱくて美味しくないに決まっている」と負け惜しみの言葉を吐き捨てたことから。対比される心理作用として甜柠檬效应がある。これは「レモンは甘くておいしい」と逆に手に入れたものは現状以上の評価や理由付けを自らすることで、無意識のうちに自己の心の安定を得ようとする心理作用のこと。
例:不要带着酸葡萄心理
「負け惜しみの心理を抱いてはいけない」
例:买了豪车发朋友圈,让大家吃尽了酸葡萄
「高級車を買ってモーメンツに上げ、みんなに負け惜しみの気持ちを味あわせる」
例:自己考不上怎么还叫别人别考呢,在吃酸葡萄吧
「自分が合格しなかったからとて人に受験するなとは悪あがきで見苦しいぞ」
例:孩子受挫心态变差,父母要了解酸葡萄效应
「子供は挫折すると自らが劣っていると感じる、父母は負け惜しみの作用を理解するべき」
例:自己没考上清华,就见不得清华好,就是酸葡萄心理
「自分が清華大に受からなかったから清華が好いとは言えない、これこそ酸っぱい葡萄心理だ」